ブログの新築・リフォームのすすめ方では今まで資金計画の進め方や建築家や工務店の選び方をご紹介してきました。
今日は土地購入後建築を始める前に必ず行う必要がある地盤調査のお話です。
実はこの地盤に関しては悪徳業者にとってはおいしい部分でもあります。
それに対する対策もレリーフでは準備しております。

それでは、順にご案内致します。

【地盤調査と地盤改良ってなに？】

土地を購入後、建築前に必ず地盤調査ということをやります。
通常は工務店さんの指定の地盤調査会社などでこの地盤調査をします。

この地盤調査というのは建物の荷重に耐えられる土地かどうか、地盤の強さを調査するもので、
現在は全ての住宅でこの調査が義務付けられています。

神奈川県でも横浜など坂の多い土地や川崎・湘南・厚木や相模原など軟弱地盤と強い地盤が
入り組んでいる土地ではこの地盤調査はかなり重要といえます。

この地盤調査で弱い土地と判定されるとそこで始めて数十万円から数百万円程度の地盤改良費用が発生してきます。
この地盤調査を業者さんに任せっぱなしにすると、この地盤改良を押し付けてくることがあるので注意です。
ある調査によると2～3件に一件は地盤改良が必要と判定されている業者もあるようです。

しかし、この地盤改良が必要な土地というのはそう多くはありません。
地盤改良が不要な土地で地盤改良費を取るという業者があるということです。
その背景には近年は東日本大震災や横浜のマンション傾斜問題などで地盤に関する意識が高くなっているので、
建物の追加工事をするよりも地盤改良が必要というほうがお金を取りやすいということがあるようです。

【無駄に地盤改良をすることがないように、レリーフの取り組み】

弊社ではこの地盤改良に関して問題意識を持っており、独自に探した信頼性の高い地盤調査会社と提携をし、
第三者機関として工務店などから独立して地盤調査をすることが可能になっております。

弊社提携の地盤調査会社では地盤調査方法として表面波探査方式という方式をされています。
これは通常用いられるスウェーデン方式よりも検査結果が正確に出るため、ブレが多いスウェーデン方式だと
ブレの大きさから地盤改良を一応したほうがいいという結果ではなく、正確な結果から地盤改良の必要なし
という結果を得やすくなるのが特徴です。

【安くしようとして大損する！？地盤調査と地盤改良の費用について】

地盤調査費用がスウェーデン方式では簡易的でブレが大きいので、調査の際に費用が安かったという理由で
スウェーデン方式で調査して地盤改良が必要という結果がでて数百万円の追加費用が発生することがあります。

これも安かろう悪かろうの一例ですが、おなじ敷地で表面波探査方式で
調査をすると地盤改良の必要がないという結果になることがあります。

地盤調査の費用はスウェーデン方式も表面波探査方式も5万円から10万円程度です。
この差額を惜しんで後から数百万円のしなくていい地盤改良費用が発生してしまうのは元も子もありません。

弊社では地盤調査では弊社提携のビイックさんで表面波探査方式での調査をオススメしております。
ぜひお気軽にご相談ください。

なお、以下の記事は時系列に並んでいます。

【全6回　レリーフの家づくりのための資金計画ガイド】

1.【貯蓄・お金を貯める編】
2.【贈与・貸し借りを受ける編】
3.【住宅ローンの選び方　前編】
4.【住宅ローンの選び方　後編】
5.【税金編　前編】
6.【税金編　後編】

【全3回　家づくりやリノベーションのパートナー選び講座】

1.【家づくりパートナーの特徴編】
2.【建築家編】
3.【工務店編】

【レリーフの家づくりのヒント】

1.【レリーフの家づくりのヒント】簡単！すみたい家のイメージづくりガイド

家づくりにあたり、順に呼んでいただく参考になるかと存じます。