今日は【全3回】家づくりやリノベーションのパートナー選び講座の2回目、建築家の見つけ方についてご紹介したいと思います。
建築家というと一般的に「敷居が高い・自分の要望より意匠やデザインが優先される・1回話をすると他と相談できない」といった30年位前の
高名な建築家のイメージがいまだに残っていたりしますが今の建築家の皆さんは上記のようなことは全て当てはまらないと思います。

そして建築家との家づくりのメリットは大きいです。
まず、設計デザインや間取りに関して最大限自身が住みたい家づくりをしてもらえます。
その点にこだわりたい人や敷地が狭小地であったり傾斜地であったりといった条件が厳しい方も建築家に相談するとよいと思います。
敷地などでお悩みの場合は設計のプロならではの思いがけないアイディアや解決策がでてくる可能性があります。
また、空間の見せ方や長持ちする家など上手にコストダウンしてくれる手法にも長けているので、実はコストパフォーマンスがよいのも建築家の家です。

それでは、建築家の見つけ方を順番に見ていきます。

【1.建築家探し】

建築家の家の特徴は建築家それぞれで違います。自分に合った建築家を探すためにはまず情報収集からがよいでしょう。
今は設計事務所でホームページがある場合が多いですし、少し大きな書店に行けば建築系の雑誌があり、そこに建築家の家の紹介ページがあります。
その中で気になる建築家をピックアップしてみてください。

【2.アプローチでベストなのは完成見学会】

気になる建築家が見つかったらアプローチしてみましょう。まずは設計事務所に電話やメールでコンタクトをとり、
まずは無料で相談するというのが一般的です。また、電話の際は相手の対応の仕方などもチェックしてみましょう。
そして相談に行くのもよいですがやはり一番は実際の家を見せて頂くことです。
完成見学会の予定などをホームページなどでアップしていることがありますので、もしあればラッキーと思って完成見学会に行ってみましょう。

実は27日に、提携建築家の見学会がありますのでお知らせだけさせて頂きます。
3月27日　やしろ設計室　完成見学会のお知らせ
まずは、来て実際の家を見てみるのが一番ですので、お気軽にまずはレリーフまでご連絡ください。

【3.相談は自分の要望をしっかり伝えましょう】

相談の段階に来たら、建築家に萎縮せずまず自分がどういう家にしたいかや、悩みなどをはっきり話して相談しましょう。
予算的な面も安いからなどと思って遠慮せずに予算を伝えることも重要です。
また、最初の段階では建築家の過去の事例や家の設計模型もあればなどを見せていただくことも忘れずにしましょう。
その上で、大まかでいいと思いますので、自分のつくる家のイメージと建築家の家があっているかや
対応の感じがよいか、コスト的に折りあうかなどを確認していきましょう。

【4.建築家を決めましょう】

3まで来たら、大体建築家のことが理解できてきていると思います。
この3までの行程を複数の建築家で行い、最終的に自分がどの建築家で話を進めるのかを判断していきます。
その中で、完成見学会や過去の事例なども参考にしながら進めるのがベストです。

【番外編　こんな建築家はやめましょう】

1.自分の好きなデザインや考えをおしつけてくる
2.「忙しい」などといってスケジュールどおりにならない
3.同じことを聞かれる
4.昔のやり方にこだわりすぎる
5.事務所が雑多でちらかっている
6.何でもできるという

1はいわずもがなですね。2は個人事務所などでありがちですが、キャパオーバーなのに仕事を請けるべきではないですね。
3は話をメモなり録音なりしていないということです。最悪、自分の希望と違う仕様の材料を使われたりするリスクがあります。
4は最新の家づくりはよい面も悪い面もありますが日進月歩で進化しているのは間違いなく、省エネ住宅などで光熱費が安くなるなどの
メリットがあるものも多いです。そういった進化についていけない建築家には依頼しないほうが無難です。
5や6はいわずもがなですね。。
どのビジネスでも同じだと思います。

以上、参考になりましたでしょうか。手前味噌ですが弊社の提携建築家はこれらの諸条件をクリアしているものと思います。
ぜひ建築家って何?というところから建築家のご紹介まで、お気軽にご相談ください。

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弊社提携建築家の建築事例より
一番下のみ中古物件を賃貸用にリノベーション。後は新築戸建てです。