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今後のローン金利は!?マイナス金利が住宅ローンや不動産に及ぼす影響について
今日は最近話題になったマイナス金利が住宅ローンなどに及ぼす影響について少し考えてみたいと思います。
【住宅ローンを借りればお金がもらえる、ということは今はない】
まず、今回のマイナス金利が住宅ローンに直結していて、住宅ローンを借りれば利息がもらえる、
という事は無いと申し上げたいと思います。
なぜなら、今回マイナスにする金利は銀行が銀行の銀行である日本銀行にこれから新規で預ける預金に対して
マイナス金利を適用するもので、住宅ローンの金利の指標である10年物国債(フラット35の指標)の
金利や短期プライムレート(銀行の変動金利の指標)という金利の数値とは別だからです。
この点はこちらが詳しく解説しています。
【銀行にとってはピンチで市民に影響が!?】
しかしながら、銀行に及ぼす影響は考慮する必要がありそうです。
今後、銀行がお金を日本銀行に預ける際にマイナス金利で手数料を支払わないといけなくなった場合、
その穴埋めとして我々の預金引き出しの際のATM手数料を引き上げたり、様々な形で手数料をとられるリスクはありそうです。
現状の預金金利は0.025%程度ですので、銀行預金はもし上記のような事があれば不利となります。
【土地に資金が流入してくる可能性も】
そういった場合に預金に変わる資産の持ち方のひとつとして、不動産があります。
不動産は相続時に評価額が実際の価格より安くなり、相続税対策としても有効です。
(相続税・贈与税遺言の部屋 http://123s.zei.ac/ より引用)
また、円の価値と同様に不動産価格も需要と供給のバランスで成り立っているので、
今後の人口減少によって土地を買う人が減り、価格が下がるのでは?という疑問もなくはないと思いますが、
図表のように神奈川県は2035年時点において人口がほとんど減らない数少ない県と予測されています。
(国立社会保障・人口問題研究所HP http://www.ipss.go.jp/ より引用)
よって、マイナス金利によって今預けている預金に良くない影響が出る可能性がありますが、
その影響で不動産などの実物資産などに変える動きが強まり、
神奈川などではさらに不動産価格が上がる可能性があると思います。
もう2年くらいずっとですが、今は市場環境は住宅ローンの借り時で借換時。
不動産価格も神奈川エリアは横須賀や小田原などの一部以外は上昇要因はあっても下落要因がほぼ無い状況です。
もし、不動産の購入をご検討の際は家やリフォームが工務店価格で住みやすくて快適で、
資産価値も高くなる建築家や工務店紹介のレリーフの建築家・工務店に相談です(笑)
なお、もし金融機関が破綻などした場合、
その金融機関で借りていた住宅ローンは別の金融機関に移管することになります。
この点はご心配は特に必要なさそうです。
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