きせきの家

【神奈川県横浜市】「きせきの家」を見に行ってきました【E.M.LUMBERさん】

今日はE.M.LUMBERさんで設計・施工した家の見学に行ってきました。
行った時刻には数組のお客さまがいましたので、少し待って間の時間で見学させていただきました。

白のサイディングの外壁は少しの経年では全く劣化しません。白さが本当に長年にわたって維持される優れものです。
木目調の部分も実はサイディングで全体が経年劣化しづらい外壁素材となっています。

大きな庇はお帰りの際に一息置いて玄関に入れます。仕事帰りにここに着いてほっとする。雨の日は傘をたたんで一息つく。そんな光景が目に浮かびます。

玄関は上がってすぐ右手にお手洗いがあり、お子さまたちが泥だらけで帰ってきてもすぐに洗える設計になっています。

また、正面の壁はお客さまがいらした際に玄関から中が見えすぎ無いようにあえて壁を設けています。
ドアにしていないのは実は１階はドアなしで周回できるような設計にしてあるからです。
玄関・キッチン・パントリー・リビング・洗面所がすべてドア無しで周遊できる設計になっているのです。

こちらは玄関横のウォークインクローゼットです。くつにとどまらず様々な用途に使えるようにしています。
そうすることによって帰ってすぐに多くの物をこちらで置いて身軽になって家に上がれるようにしています。

こちらはキッチンです。正面の壁は先ほど玄関から見えた壁の内側です。
右手の造作の棚はお子さまたちの勉強机です。ここに勉強机を配置することで奥さまがお料理などしながらお勉強を見たりできます。
また、ここに配置することで教室のように壁に黒板を設置しての本格的なお勉強もできるようになっています。

見どころの一つはこのリビングの設計です。正面に見えるのがテレビ台です。

ソファがあまり好きではないため、このようなリビングだけ一段下がる造作を施し、そのまま家族みんなで座ったり寝転んだりして団らんできる設計になっています。
設計の一ノ宮さんの寸分の狂いの無い設計図とそれを実現した現場監督の細谷さん。この仕上がりは美しく、本当に素晴らしい仕事だと思います。

２階は各個室があるというよりは３人のお子さまたちの遊ぶ場所です。

このスペースはなんとすべり台です。写真正面右側に穴をあけ、すべり台を造作で設置する予定になっています。
そして左上の小窓からは遠くに富士山を望むことができます。富士山を見るために設置した小窓です。
富士山を左に見ながらすべり台を滑る家。なんともうらやましい限りです(笑)

忘れてならないのは家の性能です。

写真のサッシは省エネ・断熱性能が非常に優れている樹脂サッシです。また、断熱材も厚みを持たせておりますし、構造も精密で耐震性能が高く、
それぞれ省エネ等級は最高の４、耐震等級は２で新耐震基準の１．２５倍以上の強度があり、国が推奨する「100年住宅」といわれる長期優良住宅になっております。

今日は玄関のドアを開け放していたそうですが、断熱材や樹脂サッシのおかげで中は暖房なしでポカポカしていました。

このお部屋は子供部屋で、小さい今のうちは２人で同じ部屋を使い、将来は真ん中で二つに区切れる設計になっています。
設計の可変性が高いのも在来工法の家の特徴です。

そしてこの塗り壁はご家族皆さまご自身の手で塗られたそうです。家族での思い出が住む前から刻み込まれています。

他にも設計の特徴として東西に風が通る土地柄だったため、家の中でも東西で対になるように窓を配置して風が通る家にしたり、
屋根の軒の長さや角度を調節して夏に日差しが当たりづらく、逆に冬には日が当たるようにするなど細かいディテールにこだわった家になりました。

最後に、こちらの家はとにかく実際にぜひ見てほしかった家でした。
そんな設計・構造・価格のバランスが極めてハイレベルで取れている、工務店の設計・施工能力の高さがわかる家でした。

もしこの家のご質問や価格などの詳細などはぜひお気軽にレリーフまでお問い合わせください。
レリーフとE.M.LUMBERさん一同、お待ちしております！！