梅雨明けが待ち遠しい今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

この度建築家の森屋隆洋さんと弊社が提携し、ご紹介可能となりましたのでご案内いたします。

【建築家紹介】
建築家ページ

【建築事例紹介】
YAMAYASU

「YAMAYASU」の構造材

SETOYAMA

海の景観へ近づける設計

詳細は引用先をご参照いただくとして、逗子にて活動中の森屋さんの建築についてはまさに弊社のコンセプトである、神奈川という多様性と歴史と先取という様々な要素が入り混じった土地のローカル性を最大限尊重することと、それをいかにして表現するかという建築家としての矜持とを併せ持った稀有な建築家であるという点が今回提携に至ったポイントでした。

公共建築においてはYAMAYASUで国道など大きなロードサイドの画一的な建築に対するテーゼを投げかけ、内向的な建築から外や周囲と自然と溶け合う建築へ、大胆な構造材で見事に表現しました。そしてその構造に木を素材として用いており、木の持つ可能性の表現も実現しています。

また、SETOYAMAにおいては海の景観へ近づけるために2階リビングではなく構造自体を浮遊させてより景観へ近づけて、さらにフレーミングにて景観を抽出して演出している部分に、その土地の持つ特性を限りなく最大化する建築家としての仕事を感じます。

住宅はもちろん、YAMAYASUのような店舗などの公共建築も得意としており、木を使った建築の中でもあらゆるジャンルでのご紹介が可能です。
法人・事業者向け木造建築ページ

提携にあたりこだわりをお伺いしましたところ、こんな答えが返ってきました。
「僕はこれができないとダメというこだわりはありませんが、クライアントさまとの対話やその土地を生かすということをしっかりやりたい」とおっしゃいました。

その土地の特性を鑑みて、なおかつクライアントの希望を最大限対話を通して取り入れながら、建築家としてプラスアルファ以上の答えを導き出す。

その自然体の受け答えから、クライアントさまとの話し合いのスタートから完成まで楽しく自然体のまま進んでいき、気が付いたら当初の想定を圧倒的に上回る建築が出来上がっている、そんな状況が自然と思い浮かぶ建築家です。