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宮大工が手がける、手刻み・木組みの伝統工法の工務店 栗本建築さんの事務所と作業所を訪問しました
蝉の声に暑さを覚える今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
今日は新たに提携頂きました、宮大工が手がける、手刻み・木組みの伝統工法の工務店 神奈川県相模原市の栗本建築さんの事務所と作業所を訪問しましたのでご紹介いたします。
先代で現役宮大工 栗本忠夫棟梁
この先いつまで建築可能かわからない希少な宮大工が手がける、手刻み・木組みの伝統工法というだけで非常に素晴らしい建築になりますが、その上で現場測定で極めて良好な数値のC値をはじめとした高気密高断熱での施工であり、設計も二級建築士である2代目が、相談段階から親身になって繰り返し繰り返しの手書きで仕上げます。
【ご参考】
建築事例ページ
さらに、施工のみも可能ですので建築家の設計で施工は栗本建築という、まさに数寄屋建築の現代版ともいえる贅沢も可能です。
建築家一覧ページ
また、価格の面でも大手ハウスメーカーより相当に割安でご相談可能です。
寺社仏閣や茶室などももちろん設計施工が可能となっております。
それでは事務所からご紹介いたします。その後、作業所のご案内です。
宮大工の事務所でまずは相談から始める家づくり。緻密な設計で理想の住宅を実現
栗本建築さんの家づくりは実に贅沢です。何が贅沢かといえば、栗本建築さんの事務所なので、雅な和式玄関や格天井が出迎えてくれるからです。
【ご参考】
手刻み・木組みの建築 伝統工法を今に伝承する宮大工の工務店 栗本建築さんと提携しました
そして圧巻なのは二級建築士で棟梁でもある2代目の栗本伸一さんが手がける設計です。
大きな設計図には大まかな図面に手書きでびっしりと仕様や設計がこれでもかとばかりに書き込まれています。
宮大工でありながら、その施工を手掛ける棟梁自身がこれだけの内容の設計も手掛ける。
これにより、設計はいいが施工がイマイチだったり、その逆であったりという不安がないことが一目瞭然だと思います。
なお、設計のご相談はお施主さまのご自宅などでお話しすることも多く、詳細はご相談にてとのことです。
また、施工地域も鎌倉なども含めてご相談いただけます。もちろん、リフォームも承ります。
このような綿密な設計から自分の寿命よりも長く住み続けられる建築ができると思うと慈しみを感じますね。
伝統工法に掛け合わせる、今の時代に即した高耐震・高耐久・高気密高断熱な家づくり
さて、伝統工法となるとえてしてその手法にこだわるあまりに今の住宅に求められる住宅性能をないがしろにしがちなのでは?という疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。しかし、栗本建築さんに限ってはその心配はご無用といえます。
それはC値の気密検査をし、その数値がよくなければ引き渡しをしないというこだわりからも一目瞭然です。
最近の気密検査でも1回目=0.261 2回目=0.2343 3回目=0.2343 4回目=0.227という極めて良好な数値でした。
また、構造材には集成材を使わない伝統工法で、4寸角の柱には4寸の手刻みほぞで、上下から柱が合わさる梁にはその倍の8寸ほぞの木組みで、極めて高耐震にします。
そして、今の技術である、構造材と壁材が一体となった構法を伝統工法にハイブリッドで交差させ強度をUPさせる構造や、ウレタン断熱パネルで国の基準のはるか上を行くUa値を実現します。
結果、高耐震・高耐久・高断熱高気密で最低でも60年もつ家づくりにするというこだわりを可能にするのです。
しかもそれが大手ハウスメーカー以下の価格です。もはや奇跡といってもいいレベルです笑
なお、木組みでの伝統工法では木材の加工も全て手作業のため、木の生育常態やそれぞれの木の性質を読み、どういう用途に適すのかを判断しなければなりません。
これは築年数1300年超で世界最古の木造建築である奈良の法隆寺を専属で修理・補修した伝説の宮大工、西岡棟梁も木一本一本のクセを見抜いて刻み、木組みしないと長持ちしないと語っていた伝統的な手法であり、このような長年の経験や伝統に裏打ちされた工法で、サビや価格アップの原因となる金物を建築基準で定められたもの以外極力使わないで極めて高耐震で長持ちする建築ができるのです。
天然の木を利用した製材も、技術と経験、精緻な採寸に裏打ちされた手作業・手刻みで行います
長持ちする建築のために徹底的にこだわった結果、プレカットではなく手刻みでの家づくりのため、製材も自社製材所で行います。これはその中の製材機械です。昔の鉄道のレールのような動線できれいに裁断していきます。
そして手刻みでの製材作業はまさに伝統工法そのものです。
栗本建築さんでは家の土台に、法隆寺と同じ檜を採用しています。構造材にも集成材は使いません。集成材は小さな木材を組み合わせている為、強度の心配があるからです。
これは建売や安い素材に見られる窓のサッシ枠です。
非常に多く用いられていますのでご自宅にもあるかもしれません。実は表面はツルツルですが中は紙でできています。紙に表面の素材を張り付けているのです。これは湿気で徐々にはがれてきます。こうなると家の劣化が加速度的に早まります。
それなりの住宅にはそれなりの理由があります。
紙でできた家は劣化も早まります。10年で悪くなる家から、最低60年もつ家に。しかもそれが大手ハウスメーカー以下の価格で、寺社仏閣・数寄屋造りから高気密高性能住宅まで。
伝統工法と今の住宅性能の基準値やいいところを掛け合わせながら、住まう皆さまが心から安心できて長く住まい、永きにわたって住まい継いでいく、旧き佳き日本の家づくり。それが栗本建築さんの家づくりなのです。
気さくで実直な2代目の栗本伸一建築士兼棟梁とともに、匠の伝統工法・高気密高断熱で設計も極めて精緻な本格的家づくりをハウスメーカー以下のお手軽な価格で実現してみませんか。
まずはなんでもすぐに回答できるLINEの何でも相談室などで、なんなりとご質問から承ります。
ぜひお気軽にご用命下さいませ。
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