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【老朽化マンションが急増中!】マンションリノベーションはマンションの管理体制のチェックから!!
【「空き家」は戸建てのみならず 老朽化マンションが急増中】
現在空き家問題が社会問題化していますが、足元の段階では賃貸住宅の空き家が顕在化している段階です。
しかし、今後は戸建の空き家とともに分譲マンションの空き家が急増する予測があります。
全国のマンションストックは590万戸(2012年末)に達しますが、このうち1981年6月以前に建設された旧耐震マンションは106万戸、
さらに1971年4月以前に建設された旧・旧耐震マンションは18万戸あります。
これらはすでに築年数が40年を超えるか近くに達し、今後も築40年以上のマンションが急増します。
そこで問題になるのが分譲マンションの空き家問題です。
老朽化マンション問題への対応 ~戸建ての次に来る空き家問題~
空き家というと草生した古い戸建てをイメージされると思いますが、実際には分譲マンションの空き家も今後急増します。
共同住宅ですので空き家が増えると管理組合の人がいない、修繕費などの戸建て単価が上がるなど管理に影響が出て、
加速度的にマンション全体の劣化が進んでいくというリスクも考慮すべきでしょう。
【リノベーションマンション選びは慎重に】
実際、この記事によると築30年経過すると空き家率が10~15%を超えて管理不全マンションが増えているとの指摘があります。
ヴィンテージマンションなどといって築年数が古いマンションを不動産屋がリノベーションをして売り出すようなマンションは築30年を超えているものも数多くあります。
しかし、このような事実を個別のマンションで詳細に調べ、空き家率や管理状態を教えてくれる不動産屋さんというのはもしかしたらなかなかいないのかもしれません。
下手をすると逆に「このマンションは築年数のわりに修繕費が低くておススメです」などと
マンションのことを何もわからない営業マンからアドバイスを受けてしまうということもなくはないでしょう。
今後は老朽化マンションの急増に加え、職人の絶対的な不足が拍車をかけてきます。
注文住宅であれば建築した工務店がずっとリフォームなどで面倒を見てくれますが、マンションはデベロッパーは面倒なんて見てくれません。
今の流行に乗ってリノベーションマンションを購入したらあと10~20年で老朽化放置マンション化してしまったというような
とんでもないことになる可能性があるのがリノベーションマンションでもあります。
そのあたりのリスクも勘案しながら物件選びを進めていきましょう。
戸建てリフォームかマンションリフォームかなどのご相談もモチロン承っています。
ぜひお気軽にまずはご相談ください。
【参考記事】
驚きの比較結果が!!日米欧諸国の住宅価格などの比較で見える化した住宅市場
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