“超”高性能でくつろぎ遊べる家
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【構造見学会開催!】「“超”高性能で老若男女でくつろぎ遊べる、木造三階建ての家」ができるまで②
こんにちは。
今日は「“超”高性能で老若男女でくつろぎ遊べる、木造三階建ての家」の建築中の現場をご紹介致します。
今は上棟して梁や柱を軸とした構造部分の建築真っ最中という状況です。
構造は一番家のレベルの違いがはっきり出るという方もいます。しかし、完成してからでは見れない部分でもあります。
レリーフではこの状態を重視して現場を見るようにしています。
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「“超”高性能で老若男女でくつろぎ遊べる、木造三階建ての家」ができるまで①
一人の大工さんで内装段階までのすべてを施工することで、責任をもって設計図を実際の建築に落とし込みます
この写真は3階の天井部になります。
今はまだ屋根部分では見られるような、面で張る合板もない状態ですので柱や梁が現しのままになっており、
まさしく構造体そのものです。
仕事のごまかしがきかない部分でもありますが、構造美ともいうべき美しさがあり、
設計図だけでは判断できない大工さんの仕事ぶりが伝わってくる部分です。
今回の家は耐震等級が最高の3の上、さらに制震機能に関してもお施主さま希望の製品をプラスしています。
そういった意味でも非常に見どころ満載の構造をみれるのがまさに今の状態です。
なお、E.M.LUMBERさんではその建築その建築に合った大工さんをその都度選抜し、基本的に一人の大工さんに責任を持たせて施工させています。
もちろん、手伝いなどで数人で行う工程もありますが、基本的には一人の大工さんで行います。
その大工さんも、経験豊富な若い人が多くいるのもE.M.LUMBERさんの特徴です。
耐震性能強化のため、筋交いは窓のない部分のほぼすべてに二重で、耐震器具は上下階を通して設置
写真は一階の筋交い部分です。在来工法における耐震機能としておなじみですが、この家は耐震等級3の家です。
関東大震災クラスの震度7の地震に耐える耐震等級1の1.5倍の強度を持たせないとなりません。
そのため、窓のない壁には基本的にすべて筋交いを、さらに2重で交わしています。
さらに、左下と左右上に見える耐震器具は、それぞれ左下の耐震器具は基礎部分まで、左右上の耐震器具は2階部分までつながり、上下階の耐震強度を増強しています。この器具も4つ角とそれ以外とで器具を使い分けるなど、まだ若いながらも施工経験豊富な大工さんならではの匠が際立つ施工をしておりました。
なお、筋交いなどの木材部分の下部に赤くなっている部分が見えるとおもいますが、これは防蟻用の塗装です。
基礎部分の通気パッキンや防蟻塗装により、シロアリ対策もしています。
お施主さまととことん向き合ったからこそできた、大空間2階リビングと縦の吹き抜け
こちらは2階のリビングです。
3階建てで耐震等級は最高の3の木造在来工法でありながら、2階の大きなリビングには空間をさえぎる柱はありません。これも精緻な構造計算をした末にできた構造と間取りであり、綿密な打ち合わせを何度もしてきた、お施主さまとE.M.LUMBERさんの努力の賜物と言えます。
ここの打ち合わせを渋ってしまうと、ひょっとしたら同じ家でもリビングの間に柱が立ってしまうような場合も十分にあり得ます。これこそが、設計士さんの腕の見せ所の一つだったと思います。この点もE.M.LUMBERさんの設計力の高さが垣間見れる部分です。
これは1階から3階までの吹き抜けです。階段はまだ未施工のため写真は脚立です。
この部分に関しても、採光と耐震性との兼ね合いから、何度も打ち合わせを重ねてできた賜物と言えます。
すでに壁ができているにもかかわらず、上階に光が差し込んで下に落ちているのがお分かりいただけますでしょうか?これこそが、まさに三方を住宅に囲まれたこの土地と家に対しての光の採り入れ方であり、開放感の具体的表現となりました。
地域密着型工務店にしかできない、ほんとうの家づくり
最後に、この取材時にたまたま大工さんがいたのでお話を伺えましたので、多くは上記記事で既に記載しましたが、少しご紹介したいと思います。
印象的だったのは、非常に誇りに思って家づくりの仕事していることです。そしてその誇りはどこからきているかというと、建売はいうに及ばず、ハウスメーカーの工業製品化して工場で作ったプレカットの部材を現地に持ち込んで家を組み立てる方式の建築をしているのでもなく、その土地、風、土、湿気や、土地の周辺環境と歴史、お施主さまを鑑みて、現場でも柔軟に対応しながら家づくりの仕事をしているからだと思います。
また、建材部分とつながっている備え付けの造作家具も一緒に建築可能とのことで、まさに一石二鳥の家づくりがE.M.LUMBERさんでは可能と言えます。
下の写真は、現場で資材をカットする機材です。このように、今も家づくりは熟練の人の手で現場で行われています。そしてこの作業こそが、最上の家づくりをする上で決して欠かせないのです。
さて、この、「“超”高性能で老若男女でくつろぎ遊べる、木造三階建ての家」は2月29日に構造見学会を予定しています。
ぜひ、ご興味がおありでしたら、お気軽に下記記事からお申し込みください。
「“超”高性能で老若男女でくつろぎ遊べる、木造三階建ての家」の構造見学会のおしらせ
レリーフ株式会社とE.M.LUMBERさんともども、プロの方も家づくりはこれからですべて未定の方もどなたでも大歓迎です!
ぜひ、お気軽に遊びに来てみてください。建築中の現地でお会いできるのを楽しみに、お待ちしております!
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