すてきな平屋の家プロジェクト
- すてきな平屋の家プロジェクト
「愛の宿る家。あなたのためのすてきな平屋の家プロジェクト」が始まります
かの建築家、ル・コルビュジェは1924年に最愛の母のためにスイスのレマン湖畔に小さな平屋の家を建てました。
この奥行き4m、長さ16m、高さ2.5mばかりの小さな平屋の家は、コルビュジェが提唱した近代建築の5原則にのっとりながらも、当時コルビュジェ自身が提唱して主流になりつつあったモダニズムのセオリーとは無縁の自由な設計に特徴が見出されます。
それは母の自由な性格や行動、さらには加齢によって動けなくなっていくまでをコルビュジェが考え抜いたがゆえの母親のための設計の家であり、モダニズム建築に見られる画一な間取りなどとは違い、採寸は画一性がなく、老後でも母親が自由に快適に回遊できるように部屋どうしは仕切りの無い動線でつながれて部屋と部屋の連続性があり、また、キッチンは低く、棚は手が届きやすいように近くにしつらえ、居室からはレマン湖が見えるように「リボン・ウインドウ」と呼ばれる横に長く大きな窓があって日当りが良く、レマン湖をいつでも眺められます。
また、屋上庭園の天窓は太陽の入射角を計算して昼は明る過ぎず、夜は星月が間接照明の役割を果たして夜でも晴れた日は電気無しでの生活ができます。
この、コルビュジェの母への愛がもたらした、スタイリッシュではないかもしれないけれども、抜群に住みやすい設計の小さな平屋の家で、母は健康に100歳まで暮らしました。
その後もこの小さな家は存在し続け、今は小さいながら世界遺産となっています。
そしてこの小さな家のコンセプトは、「必要最小限の家を」でした。
simplicity.より引用
私たちは考えます。
この小さな家の「必要最小限の家を」というコンセプトは現代では通じないのでしょうか。
たとえば、老後を過ごす家は古く、夏暑く、冬は寒く、不必要に広くて雑然とした家に住み続けるしかないのでしょうか。
また、シングルの方やお子さまがいないご夫婦にはマンションしか選択肢はないのでしょうか。
そして、次第に、決して今の時代に通じないことはなく、むしろ、独身世帯が増え、老後の健康寿命が大切な今の時代で、日本や神奈川の気候や風土に合った今の時代の小さな平屋の家こそ、もっとも必要とされている家なのではないかと考えるようになりました。
このようにして始まったのが、レリーフが提案する「愛の宿る家。あなたのためのすてきな平屋の家プロジェクト」です。
今回この平屋の家のプロジェクトにあたって、3人の神奈川や東京を代表する素晴らしい建築家にご協力頂きました。
この建築家の協力なくしてこのプロジェクトは存在しません。
また、レリーフの考える平屋の家も神奈川の工務店の協力によって別ラインで始動致します。
以下、3名の建築家の平屋の家プロジェクトの概要です。
「愛の宿る家。あなたのためのすてきな平屋の家プロジェクト」 建築家とともに編
レリーフがお施主さまのご要望をお伺いし、その要望をもとに、弊社提携建築家が平屋の家の設計を致します。
施工業者は弊社からの紹介でも、お施主さま指定の業者でも相談可能です。神奈川はじめ全国対応致します。
やしろ設計室
八代国彦さん

平屋の家プロジェクト取材時撮影
松戸の平屋の家 模型(八代さん作)

松戸の家 リビング
【ちいさな平屋の家の建築例】
経歴
1969年 東京都大田区生まれ
1993年 日本大学理工学部建築学科 卒業
株式会社 山下設計 入社
2000年 有限会社 八代設計 入社
2006年 加藤武志建築設計室 入所
2012年 一級建築士事務所やしろ設計室 開設
山下設計では、数々の幅広いジャンルの公共建築や建売やハウスメーカー仕様の住宅を、加藤武志建築設計室では、一軒一軒丁寧に作る住宅を造ってきました。
あらゆる建物の設計監理の経験を生かし、住まい手の立場に立った家づくりをしています。
幅広いジャンルの公共建築から建売やハウスメーカー仕様の住宅まで、また一軒一軒丁寧に作る住宅などを造ってきました。あらゆる建物の設計監理の経験を生かし、住まい手の立場に立った家づくりをしています。
受賞歴
さくさべ坂通り診療所
2011年千葉市都市文化賞 建築部門 優秀賞
第19回(2012年)千葉県建築文化賞
平屋の家について
「小さいけどおおきくひろく」こんなことを平屋ではいつも考えながらやっています。身を置いた時の心地よさ、実際に住み続けてわかりはじめる住み心地の良さ。そんなことが大事だと思っています。
また、最近は家でも様々な規格や数値基準がありますが、そういった規格に適合してないけど住みやすい、居心地がいい、そんな家も理想です。平屋は規制が細かくないので、本当の意味での住みやすい家が作れます。
どこでだれが住むのか、どういう人が住むのか、話をしながら、実際の土地は湿気が多いのか水はけはいいのかなどで床の高さなどを上下させ、床下に冷房や暖房を通すなどして、防蟻や防湿、通風や断熱などにしっかり取り組んで、長い目で見て安くて住みやすい平屋づくりを致します。
STIDIO 8
木内厚子さん

平屋の家プロジェクト取材時撮影
平屋の家参考プラン(仮称 15坪ハウス)
長野の平屋の家
経歴
1971年 長野県生まれ
1994年 日本大学理工学部海洋建築工学科卒業
1997年 東京芸術大学美術学部建築学科修士課程修了
1997年 佐藤光彦建築設計事務所、飯田善彦建築工房
2002年 スタジオエイト一級建築士事務所設立
現在 日本大学理工学部、東洋大学ライフデザイン学部非常勤講師
受賞歴
2004年 第5回TILE DESIGN CONTEST 入選
2010年 座ってみたい北の創作椅子展 入選
雑誌掲載「新建築」「住宅特集」「新しいすまいの設計」「モダンリビング」等多数
平屋の家について
仮に老後の方の平屋の家だとすると、必要なものが自分でお分かりになる年代です。その年代の方のための、すてきに小さく住まう平屋を建てていきます。
私自身が長野出身ですし、北海道での牧場やチーズ工場などの設計経験から、敷地条件からくる結露や寒さ対策に気をつけながら、例えば夫婦だけど寝室は別にしたりなど、住まう方のリアルな生活やライフスタイルに合わせてながら、加齢で体が自由じゃなくなってきてもしっかり使えて広がりがでてくるような設計をしたいと考えています。
具体的には、勾配天井などで広がりや均一ではない豊かな空間を作ったり、寒さ対策で高齢の方でも使いやすい薪ストーブなどのご提案も一つです。
また、天然素材の木を採り入れたり、若い女性でしたら小さな店舗の併設なども面白いと思います。
相談方法など
【対象のかた】
・主にお一人ないしお二人でお住まいの平屋の家のご提案となります。それ以上の人数はご相談ください。
・「建築家とともに編」は建築家への設計のご依頼となります。指定の建築家がいればその旨をご記載ください。特にいなければ、ご要望に応じて弊社でご案内させていただきます。
・「建築家とともに編」は全国対応いたします。地方などでご来社頂けない場合は、実費負担でのご訪問も致しますので、まずはご相談ください。
【相談方法】
・弊社の無料相談予約よりご連絡ください。レリーフ代表の佐藤と資金計画なども交えながらまずはご希望などをお伺いいたします。
・相談予約の際は、無料相談予約の中の「ご相談内容」欄に「平屋の家 建築家希望」とご記載ください。
そしてその欄に、
1.建築予定地と建築の時期の目安
2.大まかな予算や希望の建築の雰囲気など
をご記載ください。
・最初から建築家の紹介はしませんので、気軽な内容から安心してご相談いただけます。ぜひお気軽にご相談ください。
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