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戸建てよりマンションが高い!!最新の首都圏の戸建てとマンションの価格動向を見る
戸建てかマンションかという選択肢で、最近では首都圏を中心に駅近などの立地・階段が無かったり敷地内のゴミ捨てなどの利便性、
家族の少人数化、老後の住まいなどでマンションをお考えの人も多いと思います。
ただし、内閣府の行った調査によると戸建てのニーズが依然として非常に大きいこともわかっています。
不変の人気はやはり新築戸建て住宅
内閣府 住生活に関する世論調査 平成27年10月調査 より引用
基本的には新築戸建てがほしいが都心だとサラリーマンを中心にマンションの
利便性が選択肢の中で大きなウエイトを占める事があるといったところでしょうか。
戸建てよりマンションの方が高い?最新の成約事例
そしてそのマンション価格の騰勢が最近は高く、足元の2016年5月では首都圏の中古のマンションの成約価格が戸建てを上回っています。
オールアバウトより引用
これを見るとリーマンショック以降横ばいの中古戸建て価格に対して中古マンションの価格の上昇が顕著です。
これはいわゆるリノベーションといわれる、買主が購入と同時にリフォームする手法が宣伝されて中古の人気が高まっている可能性に加えて、
不動産業者が自費で中古を安く購入した後リフォームし、購入時より高い価格で再販売する買取再販の手法が広く普及してきたことなどが価格上昇の一因に思われます。
オールアバウトより引用
これを見るとより価格の状況がわかりますね。
城東地区に関しては床面積が113㎡の戸建てと63㎡のマンションの価格がほぼ同等になっています。
これは2016年5月の成約事例であり、調査の数自体が少なく、平均的な数字が取れずに
個別事例の調査への影響が大きかった可能性などもありますが、ベイエリアなどを内包する城東地区ではマンションの高い人気がうかがえます。
それにしてもマンションは成約事例の床面積が狭いですね。投資用のワンルームなども含めて業者などが仕入れているのでしょう。
首都圏では戸建ては割安
上記の通り戸建ては根強い人気もありつつ、中古戸建ては非常に割安感があることがわかります。
そして、新築であっても中古と大きく価格が違えば売れないですので、中古に引っ張られて価格は抑えられる傾向があります。
投資用語で割安で値が下がっている投資対象を買うことを「逆張り」といい、逆に高いものを買うことを「高値掴み」といいます。
業者も入り混じって買い手が多くなっているマンションは価格が高い「高値掴み」で、
戸建ての方は「逆張り」、そんな印象のある首都圏の戸建てとマンションの最新の価格動向です。
今、価格動向も含めて戸建てとマンションを比較検討しているのであれば、戸建ては資金計画の面からもおススメできるといえる状況です。
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