今日は弊社が不動産会社から自社の土地に家を建てるので工務店を紹介してほしいという依頼を受けて
弊社提携工務店のライフコアさんを紹介し、ただいま建築中の案件のご紹介です。

この家はいわゆる建売住宅です。
ですので通常であれば建築価格を極力抑えて利益を増やすのがふつうです。

しかし、今回の件は不動産会社からコストも意識しつつ、家づくりにおいて質の良い工務店を最優先に紹介してほしいとの依頼を受け、
であれば工務店の質と港北ニュータウンという地域性も考慮し、提携工務店の中で都筑ふれあいの丘にあるライフコアさんが最も適任であると社内で一致。
ライフコアさんをご紹介したところ、快く契約をして頂きました。

工務店は都筑区で十数年、地域密着経営のライフコアさん

前述したように、土地が神奈川県横浜市都筑区だったので今回の工務店は都筑ふれあいの丘にあるライフコアさんに依頼しました。

ライフコアの増田社長は数十年前の港北ニュータウン開発前から都筑に住む生え抜き工務店の社長でこの地域のことなら裏の裏まで知り尽くしています。
また、増田社長自身が1級建築士であり、さらに昔からの関係構築で大工などをはじめ関連業者のネットワークが尋常ではありません。
そういったことから今回の建売の建築には最適な工務店でした。

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現場の大工さんは木の組み立ては0から完成まですべて一人で行う生粋のプロ職人

では、建築中の現場の状況をご紹介したいと思います。

現場は幌がかかった状態でしたが、幌のおかげでしっかり近隣に音やほこりが飛ばないように配慮しているのでまずは一安心です。
庭に出る大きな窓の設計が印象的です。

この家は2×4工法で施工しました。

通常の2×4工法はコストダウンのためカナダなどから資材を輸入することが多いのですが、材料が悪いと資材が反ったりして建物が長持ちしません。
それを考慮し、ライフコアさんの2×4は柱など多くの資材はスギなどの日本産を使用していました。

その日本産の資材も等級が上のランクの上質な資材を使用しています。

この道20年の大工さんも驚いていたのがこの設計です。

この外が見える枠は何に見えますか？窓に見えますよね。でも窓ではありません。構造上の空洞です。

なぜこのような空洞を開けているかと言いますと、地震が起きてしまった際に壁への影響が一面の壁に偏ると倒壊しやすくなります。
最初の写真で窓の大きな面がありましたが、その面への影響を軽減するためこの空洞を構造上あえて作っているのです。
このような設計の工夫はコストがかかるため通常は行わない構造計算という壁の耐力などをはかる計算をしているのでできる技術です。

もはやこの時点で建売の域を超えています。

さらに言うとこの家は耐震等級が最高ランクの3です。
100年住宅といわれる長期優良住宅の耐震等級が2なのでこの家はそれを上回る耐震力なのです。
さらに省エネ性能も断熱材の素材や量などで長期優良住宅同等の性能を有しています。

これは引き抜き金物と言われる、地震の際に木と木の継ぎ目が緩むのを防ぐ金物です。

通常の家でもついていますが、建売仕様だと家の4スミ程度が普通です。
しかし、この家ではさらに10か所近くくらいにこの引き抜き金物がついていました。
しかも微妙にそれぞれの場所で形状が違うのは、大工さんいわく構造計算して精密にその場所に最適な大きさの金物を設置しているからとのことでした。

そして大工の櫻井さん。

家の木の部分の工事は全て一人で行い、全責任を負って建ててくれます。
「俺が建てた家は工期の時間短縮はできないけど、建てた後の家を図面と照らし合わせて見てくれ。一寸の狂いも無いものを作っているから」
という言葉には職人の誇りを感じました。

さすがライフコアさんです。

ちなみに元SEという異色の経歴で、葉山で自宅を設計・構造計算・建築とほぼ一人で行ったという超優良大工さんでした。

この建売住宅の価格などは後日公開します

さて、川和町駅徒歩8分というなかなかない駅近くの建売という事で価格が気になる方も多いかと思います。
価格は不動産会社の協力を得ながら、後日公開できればと思います。

そしてそれはまさかのサプライズ価格になるかもしれません。
レリーフに依頼するとこのレベルの建物がこの価格なのか！というものにできるような努力をしています。

こちらの建売住宅も追ってまたレポートできればと思います。
ぜひご期待ください！！