おはようございます。

今日は提携建築家であるSTUDIO8の木内さんのリノベーションされた事務所にお邪魔しましたのでその模様をお伝え致します。

【リノベーションスタジオは木を使ったナチュラルスタイル】

木内さんは関内にも事務所をお持ちですが、横浜線の大口が最寄り駅ながら東横線の妙蓮寺からも
徒歩でいけるこちらの事務所は戦後まもなくから復興したエリアの古民家をリノベーションして使われており、
リフォームやリノベーションに関してもこの事務所をはじめ多く手がけておられます。

相当に古い家だったため、壁を内側からはずして断熱材を入れたり、
耐震強度を増すため合板をはったりといった耐震リノベーションをされたそうです。

中に入ると実に味のある接客スペースになっています。
ここは打ち合わせスペースと同時にお客さまを招いてパーティをするスペースにもなっているそうです。

【リノベーションホテルなどの設計案件や大学での建築の授業の講師など多彩な活動】

今は都内で定年退職された方の戸建てのリノベーションなどの建築をしているそうで、
今後はお子さまが独立して広すぎるようになった方の老後を過ごす家の小さな家への建替えや減築、
戸建てやマンションのリノベーションなどに注目していて、実際に依頼としても増えているそうです。

また、地方では別荘をリノベーションしてホテルにするプロジェクトも手がけており、
中古市場でもポテンシャルのある中古物件の再生などが今後のひとつのテーマになってくるとお話いただきました。

そのひとつの例として、実際に宿泊された姫路のSETREという、もともと国民宿舎だったのを
リノベーションしてホテルにした例を挙げていただきました。

もともとあったものを活かす利点として、電気ガス水道といったインフラを整備しなおす必要がないなどがあるそうです。

なお、木内さんは日本大学や東洋大学でも講師として教鞭をとっており、学生さんもたまに遊びに来るとか。

女性ならではの視点や老後を過ごす家への建替え、リフォームやリノベーションといった今後の流れを見据えた
建築の考えは、最新のトレンドがダイレクトに入ってくる大学で教鞭をとられている木内さんならではだと思いました。

今後の流れを見捉えた木内さんならではの、贅沢に時間を過ごすための老後のミニマムな家やリノベーションでのホテル計画。
打ち合わせなどもこの空間なら落ち着いて寛ぎながらすすめられそうです。

本当の贅沢とはこういうことなんだなと改めて実感できた訪問となりました。

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